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緊張に負けない!初対面でも会話がはずむ魔法の法則

2018.01.02

緊張に負けない!初対面でも会話がはずむ魔法の法則


たとえば初めての仕事先や、出会いの場など。初対面の人との会話が上手くいかなかった経験はありませんか?「人見知りだから……」と諦めてしまっている人もいるかもしれませんが、会話のキャッチボールには法則があるのです。今回は初対面でも会話がはずむテクニックを解説します。

■1.YESセット法

まずは「今日は暑いですね」など、相手が「はい」や「そうですね」と答えられる会話からはじめましょう。この会話のはじめ方を「YESセット法」といいます。人は「はい」と肯定をしていくと、徐々に相手に対して安心感をもち、開放的な気持ちになるといわれています。YESセット法は肯定的な感情を引き出すことが必要ですので、天候や行事の話など、相手があまり考えずに「はい」で答えられることがポイントです。

■2.クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン

YESセット法により相手のバリアが解けたら、質問をすることで会話を進めていきます。


「お酒はお好きですか?」



「はい好きです」or「いや、嫌いです」


このように、「はい」or「いいえ」で答えられる質問を「クローズドクエスチョン」といいます。次に、「はい」or「いいえ」ではなく、相手が自由に答えられるような質問をしていきながら、会話の幅を広げていきます。


「どんなお酒が好きですか?」



「ワインをよく飲むかな」


これをオープンクエスチョンといいます。クローズドクエスチョンのみでは会話が終了しがちなので、必ずオープンクエスチョンにつなげることを心がけましょう。

■3.4W1Hの法則と肯定反応

次に使っていきたいのが4W1Hの法則。この法則はWhen(いつ)Where(どこで)Who(だれ)What(何を)How(どうやって)を使って会話を進めていきます。ただし、続けざまに質問をするだけだと誘導尋問のようになってしまいます。質問の答えに対して肯定的な反応をしてから次の質問にうつるようにしましょう。


大切なのは相手の話に興味を持ち、共感を伝えることです。


例として、先ほどの「ワインもよく飲むかな」というオープンクエスチョンの答えのあとに、4W1Hの質問と肯定的反応を加えて会話を続けてみます。


「ワインですか。良いですね、いつも飲みに行くお店はあるんですか?」(Where)



「会社のすぐ近くにワインバーがあるんだ」



「それはいいですね。仕事帰りに会社の方と行かるんですか?」(When、Who)



「うん。でも、なじみの店だから休日にひとりでも行くよ」



「なるほど!じゃあいつもお食事はどうされてるんですか?」(How)



「それがこのワインバー、ワインだけじゃなくて料理もおいしいんだよね」



「最高ですね!どんな料理を召し上がるんですか?」(What)



「おすすめはガーリックが効いたチキンかな」


……いかがでしょうか。4W1Hは使用する順番に決まりはありませんし、何回使っても大丈夫です。上手に4W1Hを選択して会話を進めましょう。

●ポイント1.会話の主導権を握らない

たとえば先ほどの「ワインもよく飲むかな」のあと、


「私もワイン好きです!実はワイン教室に通ってて、そこでは……」


と、会話の主導権を握ってしまうと、キャッチボールは上手くいかなくなってしまう可能性があります。相手がよほどその話の内容に興味があるか、あなた自身のことを好意的に思っていなければ、話を聞き流されてしまうかもしれません。会話の際は、「話す」よりも「聞く」を意識しましょう。

●ポイント2.会話に困ったら相手の「好き」を聞こう

何を話せば良いかわからなくなったら、とにかく相手の「好き」なものを聞きましょう。好きなものについては知識や情報をたくさん持っているはずですから、話しやすいですし、質問もしやすくなります。


ただし、相手が好きなことを語っている場合は、「Why」の質問は避けるように意識しましょう。相手の意見を否定していると思われる可能性があるためです。


「ワインもよく飲むかな」という回答に対して、「えー?どうしてですか?」なんて聞いてしまったら、なんとなくムッとしてしまうかもしれませんよね。まずは「肯定すること」が大切です。



会話の法則は、コミュニケーションスキルのひとつです。上手に使えれば、職場でもプライベートでも、良い人間関係を築けるはず。ぜひ試してみてくださいね。


(執筆 三ッ矢玲子/マナーインストラクター)