痩せている人に食生活について聞くと「けっこう食べてるんだけど…」と答え、太りやすい人は「そんなに食べていないのに…」と言う人が多いですよね。


とくに意識していなくても、痩せている人と太りやすい人は、生活習慣や日々の飲食の基準量、摂取する物の内容に違いがあります。今回は、栄養士の筆者が痩せている人と太りやすい人が飲んでいる物に着目して比較していきたいと思います。

■飲み物にもカロリーがあることをお忘れなく!

食べ物のカロリーは何となく意識して気をつけているけれど、飲み物のカロリーは考えたことがなかったという方も多いのではないでしょうか。しかし飲み物も食べ物と同等のカロリーを含むものがたくさんあります。


そのため、飲み物のカロリーを意識していない人は「食べていないのに太りやすい」と勘違いしていることも。


移動中や運転中、デスクワークの最中に何気なく口に入れる飴やチョコにも、もちろんカロリーがありますので要注意。

■おデブになる!?人が選ぶ飲み物

太りやすい人は、ジュースや炭酸飲料、砂糖やミルクたっぷりの甘い飲料を好むことが多いです。ジュースや炭酸飲料には、想像以上の糖分が含まれていることをご存知ですか。

  • 果汁100%ジュース(500ml):角砂糖…約12~15個分使用

  • 炭酸飲料(500ml):角砂糖…約10~16個分使用

  • スポーツ飲料水(500ml):角砂糖…5~8個分使用

  • 缶コーヒー(190ml):角砂糖…1~3個分使用

砂糖使用量を目の当たりにするとちょっと驚きますよね。これだけの量を食事以外の飲料から摂取すれば太りやすくなるのも納得です。


そして、野菜ジュースにも要注意です。健康によさそうだと思うかもしれませんが、砂糖や果物がたくさん使われているものがあります。


摂るのであれば、食物繊維含有量が多く、食塩不使用、砂糖無添加タイプがおすすめです。


そもそも野菜ジュースを飲んだからといって、「野菜を食べた」ことにはならないので、できるだけ新鮮な野菜を摂るように心掛けたいですね。

■痩せている人が選ぶ飲み物

痩せている人は、自然と飲み物にも気を遣える傾向にあります。基本的には水やお茶、無糖の発砲水 等のノンカロリーのものを選ぶことが多いです。具体的にどんな物を飲んでいるのかご紹介します。


(1)ミネラルウォーター、白湯

ノンカロリーの代表です。体に吸収されやすく、体内への巡りも良くなるため基礎代謝が上がります。体に取り入れた水分は、腸内環境を整えます。


こまめに水分を摂るのが体に負担のない飲み方。冷たすぎるものよりは、常温や50℃前後に温めた白湯で飲むのがおすすめです。


一度にたくさん飲み過ぎると、気分が悪くなったり、頭痛になったりすることがあるので注意してくださいね。


(2)緑茶

緑茶には、カテキンやテアニン、サポニン等の栄養成分が豊富に含まれています。ダイエットのサポートになりますので、積極的に飲むといいでしょう。とくに、温かくして飲むのがおすすめです。


(3)発泡水(無糖)

発泡水(無糖)は、発泡成分である炭酸ガスの作用が期待できます。血行や食欲が気になる方におすすめ。どうしても冷たいものが飲みたいときは、発砲水を選んでみてはいかがでしょうか。体が温まりやすくなりますよ。


(4)無添加トマトジュースやスムージー

塩分や糖分が添加されていないトマトジュースはリコピンを始め、食物繊維やクエン酸を豊富に含んでいます。


ダイエットや肌のサポートをする効果が期待できるので、トマトジュースを飲むことで健康美人を目指せます。


スムージーは、野菜や果物の皮や種等、本来の栄養分を丸ごとムダなく摂取することができるのでおすすめです。


とくに朝、トマトジュースやスムージーを飲むと、お昼の食べ過ぎを防げますよ。



年齢を重ねると、基礎代謝がぐっと低下し、活動量も減少するため、体に余分な脂肪を溜め込みがちになります。食べ物選びを意識して行うことはもちろん、飲む物にも気を配ることが大切です。


健康のためには、女性は1日約1.5L以上の水分補給が必要となります。今回ご紹介したもので水分補給をすれば、健康美人を目指せそうですね。



(相川香/栄養士-健康検定協会-)