検索
美髪のスペシャリストに聞いた!クセ毛を抑えるケア方法

2017.04.27

美髪のスペシャリストに聞いた!クセ毛を抑えるケア方法


なかなか理想のスタイリングができない「クセ毛」。雨の日など湿度の高い日は特にひどくなり、外出したくなくなるという人も多いでしょう。そこで今回は、クセ毛を少しでも抑えるお手入れ方法を、美容家・毛髪診断士の齊藤あき先生に聞きました!

取材協力・監修


齊藤あき先生


美容家・毛髪診断士。スキンケアサロン ティナロッサ代表。

株式会社イフ&シュア代表取締役。

施術者として現場に立ちながら化粧品の製造や開発にも携わる。


ブログ 美肌・美髪のスペシャリスト AKIのスキンケアbeauty

http://ameblo.jp/tinarossa/


スキンケアサロン ティナロッサ

http://tinarossa.com/

■クセ毛のメカニズム・原因とは?

クセ毛のケアの前に、まずはクセ毛のメカニズムを知っておきましょう。クセ毛は、毛穴の形が大きく関係しています。


直毛の場合は毛穴が円形なのに対し、クセ毛は毛穴が押しつぶされたような形になっています。そのため、出口(毛穴)がふさがれた状態となってしまうのですが、髪は無理やり生えようとするのでうねりが生じやすくなるのです。


実はクセ毛には、遺伝による先天性のものと後天性の2種類があります。年齢とともにクセが強くなるのは後天性のものです。後天性の主な原因には、女性ホルモンの乱れや低下、頭皮の老化が考えられます。


【頭皮の老化】

弾力のある頭皮は、毛穴の形も円形なので髪がスムーズに生えやすくなります。しかし肌同様、頭皮の弾力も年齢とともになくなっていきます。弾力を失うと円形だった毛穴が斜めになり、髪の生え方も変わるためクセが出やすくなります。年とともにクセが強くなるのはこうした理由からです。


【女性ホルモンの乱れや低下】

女性ホルモンと髪は密接な関係にあります。女性ホルモンが低下すると、髪が細くなるためハリ・コシがなくなりクセが出やすくなります。また、女性ホルモンが何らかの原因で乱れると、男性ホルモンが増えやすくなり毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。毛穴に皮脂が詰まることで、毛の生え方が窮屈になり、うねりが出やすくなってしまうのです。


【髪のダメージ】

髪の表面を覆っているキューティクル。このキューティクルは、髪の内部を守り髪のツヤ・ハリ・コシを保つ働きをしています。キューティクルが傷むと、髪の内部のタンパク質や水分が流出してしまい、油分や水分バランスが乱れます。それによりうねりやクセ毛、パサつきとなって現れます。


クセ毛の後天的な原因は、主にこの3つです。自分のクセ毛が、どの原因によるものなのかを知ることも、クセ毛ケアの第一歩になります。

■クセ毛を抑えるには、どんなケアをしたらいい?

次に、クセ毛はどんなケアをすればいいのか齊藤先生に聞いてみたところ、以下の4つが挙げられました。


【マッサージや育毛剤などで、頭皮の老化を防ぐ】

クセ毛を改善するには、髪の土台である頭皮の状態を健康に保つことが大切です。マッサージで頭皮の血流を促したリ、育毛剤で保湿や栄養を与えるようにしましょう。


【頭皮用オイルで毛穴の掃除をする】

毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除くケアを週に2~3回行うと良いでしょう。頭皮専用オイルをシャンプー前の乾いた頭皮になじませ、数分放置することで皮脂や汚れを取り除くことができます。毛穴をきれいにすると、髪が真っすぐに生えやすくなります。


【トリートメントで保湿する】

髪の内部まで潤いを与えることで、クセ毛を軽減することができます。トリートメントは、すぐに洗い流さず最低5分は放置しましょう。蒸しタオルを使うとさらに浸透が高まります。また、オイル系のアウトバストリートメントは、被膜効果が高くキューティクルを保護し、クセ毛を抑える効果に優れています。


【バランスの良い食事を心掛ける】

髪は、日々の食生活が現れやすい部分です。栄養が偏ると、その部分が細くなり、うねりとなって現れる場合があります。良質なタンパク質を中心にビタミンやミネラルなどバランス良く摂取するようにしましょう。


【ヘアグッズを活用する】

クセ毛を抑えるシャンプー&トリートメントも市販されていますので、上手に活用するといいでしょう。頭皮の毛穴詰まりを解消する美容液や、アウトバストリートメントを使うのもおすすめです。


クセ毛は、動物毛でブローしたほうがきれいに伸びやすいです。猪毛や豚毛などを使ったブラシを選ぶようにしてみてください。


またヘアスタイルの面では、長いストレートの髪だと余計にクセが目立ってしまいます。クセ毛を目立たなくさせるには、髪を巻いたり、軽くパーマをかけてふんわりとクセを生かしたヘアスタイルのほうが目立ちにくくなります。トップの部分はクセが出やすいので、その部分だけピンやクリップで留めたり、髪をまとめるヘアスタイルにするといいでしょう。

■縮毛矯正は日々のケアが重要!

クセ毛がひどい人は縮毛矯正もひとつの方法です。ただ、縮毛矯正は薬剤で髪のキューティクルを無理やり剝がし髪の内部のシスチンを切断、結合していくもの。髪の内部までダメージを与えます。ですので、きちんとケアをしないと余計にクセが強くなったり髪が切れやすくなります。縮毛矯正をした場合は、トリートメントなど日々のケアを怠らないように注意したいですね。



しっかりとケアをし、健康な髪になることで、クセ毛の改善も期待できます。「このクセ毛何とかならないかな」と思っている人は、試してみてはいかがでしょうか。



(中田ボンベ@dcp)