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白目がぶよぶよしてる…?「結膜浮腫」の原因と対処法

2018.01.19

白目がぶよぶよしてる…?「結膜浮腫」の原因と対処法


白目の部分が腫れて、ゼリー状に盛り上がることがあります。これは「結膜浮腫(けつまくふしゅ)」という症状です。白目がまるで水膨れのようにぶよぶよとするので、まばたきのたびに「目が飛び出そう……」なんて不安になってしまうことも。今回はそんな結膜浮腫について解説します。

記事監修



後藤聡 先生


眼科医。東京慈恵会医科大学医学部卒業、東京慈恵会医科大学大学付属病院にて勤務。医師+(いしぷらす)所属。専門は眼科疾患の中でもナミダ目の治療。特に直径1㎜の極小内視鏡を用いた低侵襲手術の発展と開発を行っている。

■結膜浮腫の原因は?

体内の水分によって腫れるものを「浮腫」といいますが、結膜に見られる浮腫なので「結膜浮腫」といいます。結膜浮腫は、結膜の下に水がたまることで起こります。


結膜は眼球の白目の部分を覆う薄くしなやかな膜ですが、下に水がたまることで結膜が外側に盛り上がって水膨れのようになってしまうのです。


水がたまる原因は炎症や感染、腎臓や心臓の病気に起因する基礎疾患です。一番多いのはアレルギー性結膜炎です。アレルギー反応の一種で、多くの場合、目をこすったり、掻(か)いたりしたことが原因で起こります。そのため、アレルギー性結膜炎の場合には「結膜浮腫」が症状として見られることが多いです。

■結膜浮腫の対処法

結膜浮腫の症状が現れたら、まず目を休ませ、「目をこする・掻く」といった刺激を絶対に与えないことが重要です。目を触らないようにして安静にすれば、時間とともに腫れは引いていくことが多いです。


初めて結膜浮腫の症状が現れたときには、「目が飛び出てきた!」と慌てるかもしれませんが、とにかく安静が第一。目に刺激を与えず、触らずに過ごすことが治療につながるのです。


安静にして腫れが引いても、念のために眼科医を受診したほうが良いかもしれません。浮腫を早く沈静化するために点眼薬を処方されることもあります。



花粉症の季節は特に結膜浮腫が多くなると考えられます。また、目が頻繁にかゆくなる人は「アレルギー性結膜炎」の可能性も。いずれにせよ、かゆいからといって目をこすることが、結膜浮腫の原因になります。


自然に治ることが多いとはいえ、目を強くこすることは白内障や網膜剥離の引き金になりますので、症状が長引いている方や繰り返してしまう方は、迷わず眼科を受診してくださいね。


(柏ケミカル@dcp)