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背中ニキビの原因とは?どうすれば改善される?専門医に聞いてみた!

2017.02.27

背中ニキビの原因とは?どうすれば改善される?専門医に聞いてみた!


いつのまにかできてしまっている「背中のニキビ」。ふだんはあまり目にしない部分ですが、肌を露出する機会があると、どうしても気になってしまうものです。そこで今回は、東京・表参道にある『美容皮膚科タカミクリニック』の本田えり医師に、背中のニキビの原因や改善方法を聞きました!

取材協力・監修


本田えり医師


医学博士、美容皮膚科医。2014年よりタカミクリニックに勤務。ニキビ・毛穴を中心とした治療を行う。


美容皮膚科タカミクリニック

http://www.takamiclinic.com/

■背中ニキビの原因とは?

・皮脂分泌の増加と毛穴の詰まり

「ニキビ」ができる要因は、ホルモンの影響による皮脂分泌の増加と、角化亢進による毛穴詰まりです。また、クリームやオイルの塗布により毛穴を詰まらせてしまうこともあるそう。


毛包内に存在するアクネ桿菌は、皮脂が溜まっている場所で増殖します。すると、炎症性の赤ニキビが認められるようになります。背中のニキビも、ほとんどはこのアクネ桿菌が原因ですが、アクネ桿菌ではなく、マラセチアというカビの一種が増殖して起こる「マラセチア毛包炎」の場合も。両者は似ていますが、原因や治療法が異なります。


・こすり洗いのしすぎ

生来の皮脂腺の大きさや皮脂分泌量の違いにより、できやすい、できにくいの差はありますが、ナイロンタオルやブラシなどでのこすり洗い、またボディスクラブのやりすぎで角質層を傷つけ毛穴の詰まりや炎症を悪化させている人は、ニキビができやすくなります。


とはいえ、背中は汗をかきやすく、高温多湿になりやすい部位なので、洗浄不足により皮脂膜のリセットができていない方も、ニキビやマラセチア毛包炎になりやすかったりします。

■背中ニキビを改善するには?

冬は1日1回、夏や汗をかく日は1日2回、シャワーで汗を流し清潔な状態を保つようにしましょう。タオルやブラシは使わず、手で優しく洗うようにしてください。肌が乾燥するときは、さっぱりした乳液やゲルで保湿をして、毛穴を詰まらせやすいクリームやオイルは塗布しないようにするといいでしょう。


食事に関しては、皮脂分泌に影響するため、糖分や油分の過剰摂取を避けるほうがいいですね。野菜、タンパク質中心のバランスの良い食生活を心がけるようにしましょう。自律神経系やホルモンバランスを整えられるように、睡眠をきちんと取るようにしてください。

■やっかいな症状は専門のクリニックで効果的に治療を

やっかいなニキビ、また前述の「マラセチア毛包炎」が疑われる場合は、医療機関に相談することをお勧めします。 背中のニキビをクリニックで治療する場合、タカミクリニックでは以下のような治療を中心に行うとのことです。


LED治療……皮膚の深部まで光エネルギーを到達させることで、ニキビの原因菌の殺菌、コラーゲンの生成、肌のターンオーバーの促進などを行う光治療です。治療後の痛みや赤みがないため、エステ感覚で受けられるのが特徴です。


イオン導入……男性ホルモン抑制剤や美容成分などを配合したオリジナル導入液を、微弱電流を用いて肌の真皮層まで浸透させます。肌の奥深くから、肌質の改善が期待できます。


その他には、より効果を高めるために、各種レーザー治療をすることもあります。重症のニキビには外用薬も必須です。



背中のニキビの改善に大事なのは、やはり清潔に保つことと、規則正しい生活が大事なようです。もしあまり良くならない場合は、クリニックで適切な治療を受けるのがいいでしょう。肌を見せる季節になる前に、ぜひきれいな背中を手に入れましょう!

(中田ボンベ@dcp)