私いちじく舞、運動神経が皆無でありながらも身の程をわきまえず、ずっと挑戦してみたいと思っているスポーツがあるんです。


「ボルダリング」


そう、壁に取り付けられたカラフルな出っ張りを掴みながらよじ登って行くアレです。「生きてたら、イヤでも立ちはばかる壁を超えていかなくちゃいけないシーンが幾度と無く訪れるはずなのに、何を好き好んで実際に壁に登ろうとしているの…?」と首を捻る人もいることでしょう。


いやいや、だからこそですよ。


物理的に壁をよじ登る筋力が付けば、実社会で突如現れた壁を登っていける精神力が付きそうな気がしません?え?ん?…ということで、今回は初心者、かつ貧弱な体、かつ基礎体力はゼロ…という三重苦を背負ってでも迎え入れてくれるボルダリングジムを血眼で探してきました!

きれいで広くて通いやすい!「APEXクライミングジム」


やってきたのは、丸の内線四谷三丁目駅より徒歩1分のところにある「APEXクライミングジム四谷三丁目店」。



入り口を入るとこんな内観が広がっています。ボルダリングが体験できるのは、受付のあるビルの6階だけでなく…



7階部分もクライミングウォールを完備。床と垂直な壁から、緩やかな傾斜の壁、急な傾斜の壁までさまざま。個々のレベルによって登る場所を変えながらボルダリングを楽しむことができるんです。



更衣室は男女別に分かれており、貴重品は受付前のロッカーに預けることが可能。では早速、動きやすい服装に着替えてきます!

まずはボルダリングの基礎知識を習得!


カッコいいスポーツウェアを持ち合わせていなかったので、夏の寝間着をセレクト。こうして改めて見ると、なんだか見習い小坊主のようですね。



次にボルダリング専用のレンタルシューズ(初回貸し出し無料)を履いていきます。少しキツいと感じるくらいのサイズがいいとのこと。



この日、ボルダリングを教えてくれたのは、写真手前に写る伊東さん。学生時代は部活などには入らず、特段運動には注力してこなかったとのこと。ボルダリングも「APEXクライミングジム」に勤めだしてから始めたのだとか…ちょっと親近感♡



液体タイプの滑り止め用のチョークを手の平にもらい、全体に広げていきます。肌に馴染ませ少し時間を置くと、液体が微粒子の粉へと変化しサラッサラに…!



伊東さん「この壁に設置されている石をホールドといいます。ホールドの下に貼られているシールの色と形を見てください。そのシールの色、形が同じホールドだけを使って登っていくんです」



伊東さん「スタートはこの”S”と書かれているホールドを持つところから。基本、同じ種類のテープに足を置いて登っていきますが”足自由”と書かれたテープに限っては、どのホールドに足を乗せても構いません」



伊東さん「ゴールの”G”と書かれたホールドを目指して、上まで登ってください」

いちじく「ふむふむ」



伊東さん「難易度はピンクの8級から黒の2段までテープの色で色別で表されています。では一番簡単なピンクのテープのルートから登っていきましょうか!」

いちじく「は、はい…!」

運動神経がなくても登れる!?初心者コースをレッツトライ!


「序盤でマットに落っこちたらどうしよう…」と企画倒れの恐怖を抱きながら、緊張の初登り。ピンクの”足自由”ホールドを見つけながら登っていきます。



いちじく「あ!意外と上に登っていくのは怖くないかも。むしろ道しるべが付けられているから、登りやすくて楽しい」



いちじく「え?これはまさかイケてしまうのでは?もしかして前世は猿だったのでは?」



“G”のホールドをむんずと掴んで…ゴーーーーーール!!図らずとも照明が顔にあたり、ご来光を浴びているかのようなめでたい表情に。

軽やかな体使いに感激!プロのボルダリングテク


「せっかくなのでプロの登り姿も見せてください!」と無茶振りに応えていただきました。傾斜が急な壁のホールドを掴んだ伊東さんは…



まるで宙を浮遊しているかのように体をひるがえし、迷いなく次に掴むべきホールドを選んでいきます…!



そのままのペースでスピードを落とすことなく、上へ上へと登っていき…



あれよあれよという間に…



ゴーーーーーール!!!!すごい…1つ1つのホールドに吸い寄せられているかのような身のこなしに脱帽。



「一体、その手はどうなってるんですか?」と見せてもらうと…そこには無人島でも容易くサバイバルできそうな、たくましい手の平が!「ボルダリングをやっていると、皮膚は分厚くなりますね」と伊東さん。

果敢に1つ上レベルのコースにもチャレンジ!


ここで一番易しいピンクコースからレベルを上げるために、比較的登りやすいオレンジコースのある7階へとやってきました。



いちじく「あ!やっぱりさっきのピンクのコースのときように、スルスルとは登れなくなっている…」



いちじく「あああああああ、つらい!落ちる落ちる落ちる落ち…」



ボテッ。

ちなみに下に敷かれているマットはふかふかなので、落ちても痛みはありません。失敗を恐れずどしどし落ちましょう。



伊東さんから「登る前に壁を観察して、どう登ればいいかコースを把握した上で挑むといいですよ」とアドバイスをいただきます。

いちじく「ああ行って、こう行ってから、こう!…よし、イケる」



いちじく「ああ行って…」



いちじく「こう行ってから…」

本人は必死ですが、その風貌はもはや壁にへばりついた虫。



いちじく「こう!やったああああああああ!イケたあああああああ!!でももう限界だから早く写真撮って。お願い。切実に。お願いします」

登り終えた後は不思議と充足感が体を覆っていました。

緊張感と達成感がボルダリングでは味わえる!


言わずもがな次の日は腕の付け根から手首までびっしりと筋肉痛に。だって見てください、この写真のわたしの二の腕。勇ましい筋がくっきりと浮き出ていますよね?ということで、間違いなく二の腕のシェイプアップにはなりそう。


ビビりなわたしでも、初心者コースであればなんとかゴールまで到達できたボルダリング。何回か通えばコツも掴めてさらに楽しくなりそうです。狙いを定めてホールドに手をのばすときの緊張感と、ホールドを掴めたときの達成感といったらたまりませんよ!

ぜひ、一度ボルダリング体験を「APEXクライミングジム」でいかがですか?

■詳細


APEXクライミングジム四谷三丁目店

場所…東京都新宿区四谷3-13-24 ミズキビル6(受付)、7F

所要時間…初心者講習 約15分(その後自由にボルダリングが可能)

料金…3,240円〜(学割・レディースデー等有り)

持ち物…動きやすい服装・靴下

http://www.apex-climbing.com/

(取材・執筆/いちじく舞 編集/ヒャクマンボルト)

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