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わきがは自覚できない?「自分の臭い」が分からない理由って?

2018.02.11

わきがは自覚できない?「自分の臭い」が分からない理由って?


電車やエレベーターなど公共の場所で、「他人の臭い」を感じたことはありませんか?「どうしてケアしないんだろう……」なんて思うかもしれませんが、「自分の臭い」には、なかなか気付けないもの。もしかしたら私たち自身も、強い臭いがしているにも関わらず気付いていない可能性だってあるわけです。なぜ、自分の臭いは分からないのでしょうか?

記事監修


木村聡子先生


耳鼻咽喉科医。日本耳鼻咽喉科学会専門医、医学博士。女医+(じょいぷらす)所属。

■なぜ自分の臭いは分からないの?

結論をいうと、「自分の臭いには嗅覚が順応してしまい、臭いがあることを認識できなくなるから」です。


たとえば、新しい部屋に引っ越しをすると、しばらくは部屋の独特の臭いを感じませんか?しかし、何日かするとその臭いも気にならなくなってしまいますよね。これは、部屋の臭いに順応して、意識しなくなったからです。体臭についても同じで、自分の臭いには慣れてしまっているので、「気付けない」と考えられます。

■自分の臭いをチェックするには?

では、自分がどんな臭いなのかを知るには、いったいどうしたらいいのでしょうか?


  • 衣服の臭いをチェック

    入浴時に、それまで着ていた衣服をビニール袋に入れ、口を閉じます。入浴はゆっくり時間をかけ、しっかり体を洗います。お風呂から上がったら、ビニール袋に入れた衣服の臭いを嗅いでみましょう。入浴によって臭いを落とし、嗅覚もリセットされますので、自分の臭いが分かります。


    特に注意したいのは、脇の部分です。脇の部分の臭いが強い、臭いと感じる場合、わきがの可能性があると考えられます。また、服の脇の部分が汗で黄ばんでいる人もわきがの疑いがあります。

  • 耳の後ろをチェック

    よく手を洗って乾かし、指に臭いが付いていない状態にします。その後、指で耳の後ろをこすり、嗅いでみましょう。耳の後ろは脇や頭皮などと同様に脂質がたまり、臭いやすい場所です。指に強い臭いが付くようなら、脇や頭が臭っている可能性があります。

  • 舌をチェック

    舌についている「舌苔(ぜったい)」は口臭の原因となります。「舌苔」とは、舌の表面に付く苔(こけ)状のものです。ティッシュなどで拭き取って、臭いを嗅いでみましょう。


自分の臭いには気付きにくいとはいえ、人に尋ねても本当のことを言ってもらえるとは限りません。どうしても自分の体臭が気になる人は、今回ご紹介したような方法で自分の臭いを確かめると良いでしょう。


(藤野晶@dcp)