検索
毎日洗うべき?メイクスポンジやブラシのケア方法

2018.02.15

毎日洗うべき?メイクスポンジやブラシのケア方法


スポンジやブラシなど、メイク道具のお手入れはきちんと行っていますか? なかには「ファンデーションを使い切るまで、付属のパフを一度も洗ったことない」という方もいらっしゃるかもしれませんね。衛生的に使うには、どのようなケアをすべきなのでしょうか。テレビCMなどで活躍しているヘアメイクの和久井直生子さんに伺いました。

取材協力・監修


和久井直生子さん


1992年からヘアメイクのアシスタントを始め、美容師免許取得後に渡英。ヘアカットとスタイリング、メイクを学び、ロンドンファッションウィークなどで経験を積んで帰国。日本ではテレビCMやポスター、PV、VPをメインにヘアメイクとして活動。第二子を授かった2014年からは撮影現場に出る機会を減らし、育児を本業に…のつもりが根っからのワーカホリックのため、在宅で出来る美容アドバイザー、ライターなどもしている、イギリスジャンキーのヘアメイク。


▼Instagram

https://www.instagram.com/azarashimamma/

不潔なメイク道具を使い続けているとどうなる?

私自身、頻繁にスポンジを洗っているわけではありませんし、そんなに肌に悪いことをしているとも思っていませんでした。そもそも、メイク道具ってそんなに不潔なんでしょうか?


「もともと人の肌には、さまざまな微生物が存在していて、肌を守る役割を担っています。でも、なかには悪い菌もいて、たとえばニキビの原因になるアクネ菌や、アトピー性皮膚炎とも関連しているといわれている黄色ブドウ球菌などです。これらの菌がスポンジやブラシの中に残り、皮脂を栄養にどんどん繁殖します」(和久井さん、以下同)


ひえー! そんな不衛生なものを、私たちは使っていたんですね……。


「そうですね。肌が荒れたりニキビが増えたり、といった肌トラブルが頻繁に起こるのなら、もしかしたら汚れたスポンジやブラシのせいかもしれません」(同)


それでは、どれくらいの頻度でメイク道具を洗うと良いのでしょうか?


「できれば毎日、使った後に洗ったほうがいいでしょう。面倒な人は、100均やドラッグストアなどで売っている、使い捨てのメイクスポンジを使ってみるといいですよ」(同)

プロ直伝! メイク道具のケア方法

それではここで、和久井さんに伺ったメイク道具のケアについてご紹介しましょう。


●スポンジ/パフ/アイシャドウチップ

「これらは菌が繁殖しやすいので、使い捨てが無難です。


もし洗って何度も使いたい場合は、スポンジクリーナーで汚れを落とすといいでしょう。汚れがひどいときには、除菌効果のある台所用洗剤などの中性洗剤がおすすめです。スポンジクリーナーよりも除菌効果が高く、残菌率はメイク落としの20分の1ともいわれています」(同)


とはいえ、それでもすべての菌は除菌できません。なるべくこまめに新しいものに取り換えましょう。天日干しすると、日光消毒にもなりますよ。



●ブラシ

「目の細かいクシを通して毛の中に入り込んだ汚れを外にかき出す」とか「中性洗剤による水洗い」といったケアは、あまりおすすめできないそう。この方法では、雑菌も汚れもそれほど落ちないようです。


「ヘアメイクの仕事では、一日に同じブラシを使って複数のモデルさんをメイクすることもあります。ブラシは毛が密集していて乾きにくいので、毎回洗っているととても大変です。


そんなときに活躍するのが、ブラシ専用のクリーナー。ティッシュなどにクリーナーを出してブラシの汚れをふき取ったり、小さな容器に出して振り洗いをしたりして汚れを落とします。すぐに乾くので、水分が筆の内側に残ってしまって雑菌が繁殖するなどということも防げます。


ブラシクリーナーを選ぶ際には、汚れを落とすことはもちろん、アルコールなどが入っていて殺菌ができるものを選ぶことが大切です」(同)



●ビューラー

「使うたびに毎回、テュッシュで汚れをふき取るようにしましょう。


また、ビューラーのゴムは消耗品です。劣化したまま使っていると、まつ毛を傷めてしまう可能性も。使う前に劣化していないか必ずチェックするようにしましょう。ゴムの劣化は見た目ではわかりにくいものですが、『力を入れないとまつ毛が上がらなくなってきたら』替え時です」(同)



どんなにいいスキンケアや食生活をしていても、汚れたメイク道具を使っていては肌トラブルにつながってしまう可能性があります。毎日しっかり洗う必要はありませんが、できるだけメイク道具のケアも意識してみるといいかもしれませんね。


(取材・文 坂野りんこ/OFFICE-SANGA)