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ブスファイル14:すべて狙ってやっているのだと主張する「あえてブス」

2018.03.10

ブスファイル14:すべて狙ってやっているのだと主張する「あえてブス」


世の中にはさまざまなブスがいる。なにも顔面偏差値が低い者だけがブスではない。本連載では現代社会に存在するさまざまなブスをジャンル分けし、その生態や対処法、また己がそうならないための予防法を紹介していく。


あえてブスとは

失敗や敗北を認めるのは、誰しもツラいもの。そんなとき、「これは失敗したのではなく、狙ってやったことだ」と主張することで、失敗をなかったことにする者がいる。これが「あえてブス」である。

今回は、この「あえてブス」に分類される3つのブスを紹介する。


あえて誰にも縛られない生き方を選ぶ「フリーダムブス」


何かにつけて「束縛されるのは窮屈だから」と強がるブス。

すぐに挫折して仕事を転々とするも、「毎日同じことの繰り返し。そんな日常に縛られるのって私らしくない」と主張する。また、彼氏ができない場合も、できないのではなく、「特定の誰かに縛られたくないから」と、作れないのではなく“作らない”という設定で押し通す。それらは他者にアピールするためでもあり、自分自身に言い聞かせるためだろう。

その証拠に、本当にあえてジョブチェンジしたり、あえて彼氏を作らず生きていたりする人たちの多くは、わざわざ周囲に「これ、あえてだからね!」と主張することは少ないものである。


【フリーダムブスの対処法】

このタイプのブスは、突っ込まれたり批判されたりすると必死に反論してくるため、決して否定してはいけない。「自分が幸せなのが大切だよね〜」というテンプレを使うと非常に便利である。

例えば、「自由に生きたいから彼氏マジいらないんだよね」と言われた場合、「でも試しに誰かと真剣に付き合ってみなよー」などと言うと、「真剣に付き合うって何?」「その考え方古いよ」というような返しがきてお互い不愉快な思いをするが、「自分が幸せなのが大切だよね〜」と言えば、それ以上話が広がることもなく、深まることもない。もしもここで「私あえて幸せにならないようにしてるとこあるかもー」と言い出したらそっと席を立ってよい。もうムリ面倒くさい。


【フリーダムブスにならないための心得】

黙って自由に生きなさい。


あえてモテを狙わない「女ウケブス」


男性からの評価よりも自分の個性やセンスを大事にしたいと主張するブス。

もうこの一文を読んだ段階で、明確に誰かが頭に浮かばなかっただろうか? このタイプのブスはとにかくモテそうな服装をした女性に批判的であり、基本的に見下している。いわゆる赤文字系の女性を見ては、「モテそう〜」と言いながら小馬鹿することが多い。

しかし本当に服が好きでお洒落な人は、自分に似合うものをきちんと着こなしているため、個性的な装いでもきちんとモテていたりする。また、そうした人たちはモテ系ファッションにコンプレックスを全く感じていないためか、わざわざ馬鹿にしたりすることも少ない。


【女ウケブスの対処法】

この手のブスはものすごく簡単だ。「おしゃれだもんね〜」これだけで問題ない。対処法が雑すぎると思ったかもしれないが、本当にこの1本だけで十分なのだ。


ブス:「モテるよりも、好きな服着たいんだよね」

「おしゃれだもんね〜」

ブス:「正直、ああいう服はダサすぎて着れないww」

「本当おしゃれだもんね〜」


これで、モテ系ファッションを否定せずして、穏便に会話を進行できる。


【女ウケブスにならないための心得】

本当にファッションが好きなら、モテない言い訳に使うな。


あえて厳しいことを言いたがる「お説教ブス」


仕方がなく忠告していると言いながら事あるごとに説教をするブス。

「私だって本当はこんなこと言いたくないんだよ?」「あなたのためを思ってあえて言ってるんだからね」と、誰にも求められていないのに張り切り出すこのブスは、正義感に溢れているためかなり厄介だ。

もちろん、本当に相手のためを思って、嫌な顔をされることを覚悟で厳しい言葉をぶつけてくれる人は、大切にすべき存在である。しかし、このお説教ブスに分類される人は、正しいことを言ってる自分に気持ちよくなっているだけなので、その友情が本物か偽物かを見極めることは大事だろう。

これはあくまで筆者の意見でしかないが、「5年後の自分、見えてる?」などと唐突にビジョンを問うてくる人は怪しい。


【お説教ブスの対処法】

この手のブスは、相手を諭すことで悦に浸っているため、反論したり食い下がったりすると気持ちよくさせてしまうため逆効果と言える。

何を言われても「確かにその通りだわ」と賛同し、「言ってくれてありがとうね」と感謝しないと、話がどんどん長くなり、ブスがどんどん悦に入る。

賛同し続けて、もし「さっきからうんうん言ってるけど、本当に理解してる?見えてる?」というスイッチが入ったら逃げよう。私なら殴って逃げる。


【お説教ブスにならないための心得】

他人に何かを説くほど何かを成してからでお願いします。


(ライター/ほりかわ イラスト/夕海 編集/ヒャクマンボルト)

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