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深爪だけどネイルしたい!ショートネイルを長くきれいに見せるコツって?

2018.03.08

深爪だけどネイルしたい!ショートネイルを長くきれいに見せるコツって?


100均やコンビニで簡単に手に入り、最近では雑誌の付録としても人気のマニキュア。今やほとんどの女性にネイルの経験があるかと思います。


すらっと長い爪にアートをすると女性らしくてかわいいんですよね〜。しかし筆者はネイルが苦手です。なぜなら指が短いうえ、爪を伸ばすのが苦手でついつい深爪気味に切ってしまうタイプだから。そんな爪でも楽しめるデザインなんてあるのかな……。


そこで、東京・青山にあるマニキュアネイル専門のサロン「カリーノ」に伺って、マニキュアリストの二瓶 嘉乙子さんに、短い爪を美しく見せるコツを教えていただきました!

取材協力・監修


二瓶 嘉乙子さん


マニキュアリスト。「ネイルサロン カリーノ」代表。

日本で初めてのネイルサロン「ネールバンク」にてアン山崎氏に師事後、1999年に独立。表参道に「ネイルサロン カリーノ」をオープン。ネイルを学べる「カリーノ ネイルスクール」も主宰。


▼ネイルサロン カリーノ

http://www.carino-aoyama.com/index.html

■ネイルサロン「カリーノ」にお邪魔しました!


カリーノはアットホームな雰囲気で、リラックスしながらネイルをお任せできる環境。壁には色とりどりのマニキュアが並びます。


わー、テンションが上がる! だけど……。



長年、ネイルを避けさせたこの指が、本当にかわいくなるのでしょうか。


――二瓶さん、今日はよろしくお願いいたします。早速ですが、この爪の長さでもネイルってできますか?


二瓶さん

短めですね。でも、もっと短い人でもネイルを楽しんでいらっしゃるから大丈夫ですよ。早速ケアしていきますね。

■マニキュアを塗る前の基本ケア

1) やすりで爪の形を整える



まずは伸び方も長さもバラバラな爪をやすりを使って整えます。


2) 爪をお湯でふやかす



40度ほどのぬるめのお湯でおよそ3分間、爪をふやかします。サロンのお湯にはいい香りの入浴剤が入っていて、それだけでリラックスできました。


3) ニッパーやガーゼで甘皮を取り除く



ニッパーで甘皮や、爪周りのささくれをケアします。自己処理する場合は、刃で皮膚を傷つけないように注意してくださいね。甘皮をケアすると指がスッキリして、それだけでも指が長く見えます!



ニッパーでのケアが難しい場合は、柔らかいガーゼで甘皮を押し上げるようにして取るといいそうです。皮がふやけて柔らかいうちに処理するようにしましょう。


4) 爪の根元にオイルを塗り、マッサージする



きれいな爪をつくるためには、乾燥を防ぐオイルやハンドクリームをこまめに付けたほうがいいとのこと。最近ではドラッグストアなどでもネイル専用のオイルが売っているので、チェックしてみてください。通常のボディオイルでもOKですよ。

■ベースコート、マニキュアを塗るコツ

――ツルツルになりました! これでやっとマニキュアを塗れますね。


二瓶さん

その前に下地のベースコートを塗りますよ。ベースコートは爪の凹凸をなくしたり、発色をよくしたり、ネイルが色素沈着して自爪が黄ばむのを防いだりする役割があります。


厚みがあるもの、ベージュっぽいもの、白っぽいもの、透明のものなど種類がありますが、二瓶さんのオススメは透明でサラサラしたタイプ。塗りやすく乾きも早いため、初心者向けなのだそうです。ベースコートは2〜3度重ねて塗ってください。



二瓶さん

塗るときは、爪の先と、爪の裏まで塗ること。特に短い爪は、先端から色がはがれやすいので、爪の表面から裏までを囲むように塗ることが、ネイルを長持ちさせるポイントになります。マニキュアを塗るときも同様に爪の先、爪の裏まで塗りましょう。


――わかりました! ほかに、初心者がマニキュアを塗るときに失敗しないコツがあれば教えていただきたいです。



二瓶さん

マニキュアの基本的な塗り方は、まず爪の中央を刷毛でひと塗りした後に、右左とサイドを塗ります。ベースカラーは必ず2度塗りしましょう。そうすると色ムラがなくなります。


また、よく乾かすこともポイントです。完全に乾くには半日〜1日はかかるので、お休みの日の夕方に早めにお風呂に入って、その後、余裕を持って塗ると良さそうです。乾ききる前に強い衝撃を与えたりお湯を使ったりすると、マニキュアがハゲてしまうことがあるので気を付けましょう。

■仕事にもOK! 深爪におすすめの2色はこれ

――ズバリ、深爪でも指を長く見せるカラーを教えてください。


二瓶さん

長く見せるならベージュ系など、肌の色に近いほうが良いですね。指と一体化したように見せられます。


――意外です! なんとなく、濃い色の方が爪をほっそり長く見せそうだな、と思っていました。


二瓶さん

真っ赤などの濃い色も、小さな爪に塗るとワンポイントになってかわいいですよね。ただ、どうしても“強調”になるので、爪の短さは目立ちがちです。それよりも指の色に似せて馴染ませた方が、指と爪の境目がわかりにくくなり、指が長く見えるんです。ベージュのほかにピンク系もオススメですよ。



ベージュを塗ってもらいました。確かに指と馴染んで、短い爪も気にならないかも!

■短い爪にも合う、簡単ネイルアート

――短い爪には、さすがにアートなんて難しいですよね?


二瓶さん

そんなことありませんよ(笑)。アートはどんな長さの方でも楽しめます。今回はふたつ紹介しますね。


うちのサロンでも人気なデザインのひとつが「点々ネイル」。これは、深爪でもご年配の方でも、どなたでも似合うネイルなんです。海外旅行先でホメられたというお客様もいらっしゃいましたよ。



こちらが「点々ネイル」。ピンクのマニキュアをベースに、爪の根元に白い点を描いています。中央の点は大きめで、端にいくほど小さくなるデザインがすてき!



ネイルアート専用の細い筆に白のマニキュアをつけて点々を描きます。筆は、爪楊枝などでも代用できそう!


二瓶さん

お花などアートを描くと爪の小ささがかえって目立ってしまいますが、点々のような細かくシンプルなアートだと気にならないですよね。


――本当ですね。ベースの色も選ばないから、飽きなさそうです。


二瓶さん

もうひとつは爪先にラメを乗せる「ラメネイル」。ラメを付けるとネイルが取れにくくなるというメリットがあるんです。だから短い爪の方には特にオススメ。



こちらが「ラメネイル」。ベージュのマニキュアをベースに、爪先のみにラメを乗せています。



まず細かなラメをひと刷毛分の幅で爪先に塗り、少し大きめのラメをさらに爪先に細く塗れば、簡単グラデーションに!


二瓶さん

どんなネイルも最後にトップコートを塗って、ネイル全体にツヤ出しとコーティングをしましょう。ポイントは、塗った翌日にもう一度塗ること。持ちがよくなりますよ。



――今までネイルは似合わないと思って避けていたんですけど、ネイルが楽しくなってきました。私、自分の手が嫌いだったんです。だから爪も利便性だけ考えて切りがちだったし、手もケアしないからガサガサで。だけど、これからは、もうちょっと手を大事にしたくなりました。本当にありがとうございました。


二瓶さん

そういうことってありますよね。マニキュアをしていると爪を伸ばすことにも抵抗がなくなるし、1mmでも伸びれば持ちがよくなって楽しくなってきますよ。手の次はフットネイルも気になってくるし、ネイルの世界って奥が深いんです。ぜひハマってください。


深爪だからといってケアをおろそかにしていては、自分の爪を好きになれるチャンスも逃してしまっているはず。深爪で悩んでいる人もネイルケアをして、まずはベージュのワントーンネイルに挑戦してみて。きっと自分の爪が好きになりますよ!


(取材・文:西田タニシ 編集:ノオト)