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耳かきと綿棒、どちらを使うべき?適切な耳そうじ方法って?

2018.03.20

耳かきと綿棒、どちらを使うべき?適切な耳そうじ方法って?


みなさんは「耳そうじ」って、どれくらいの頻度でおこなっていますか?綿棒や耳かきを使って、マメにそうじしているという方もいらっしゃるでしょう。しかし、「耳そうじのし過ぎはNG」という意見もありますよね。いったいどのように耳そうじをおこなえばいいのでしょうか。


今回は、人気イヤーエステサロン『Bonita Bonito(ボニータ・ボニート)』の代表・中本多紀さんに「適切な耳そうじ方法」について聞いてみました!

ポイントは「奥までそうじしようとしない」こと!


——一般の方が自宅で耳そうじをする際、どんなことに気を付けるべきですか?


中本さん まずは「奥までそうじしようとしない」ことですね。鼓膜の近くまで突っ込んで、ガリガリと引っかいている人が多いです。鼓膜に近い場所の皮膚は薄く傷つきやすいため、外耳炎の原因になったりします。


——奥まで突っ込んでガリガリとするのが気持ちいいという人もいますが、それは危険なのですね。


中本さん 鼓膜も厚さが0.02mmしかありませんから、ものすごくデリケートなんです。奥までそうじしようとして傷つけたり、破ってしまわないようにしないといけません。


——では、どの部分をそうじすればいいのでしょうか?


中本さん 耳の入り口から1cmほどの位置に細かい毛が生えていて、この部分をそうじするのが基本です。ただ、耳の入り口から鼓膜までは平均3cmくらいしかありませんから、うっかり奥まで入れ過ぎることのないよう注意してください。

お風呂上がりの耳そうじは避けるべき!

——ほかにはどんなことに注意するといいでしょうか?


中本さん お風呂上がりに耳そうじをするという人も多くいますが、これもやめたほうがいいですね。


——お風呂上がりは耳あかがふやけているので、耳そうじに適していると思っていました。やめたほうがいい理由はなんでしょうか?


中本さん 耳あかは汗と皮脂とほこりでできています。つまり「油」なんですよ。水と油は混じり合わないですから、水でふやけた耳あかを取ろうとしても、きれいに取り除くことができません。耳の中に耳あかを塗り広げてしまうだけなんです。


——そうなんですか!?


中本さん 広がった耳あかが乾燥すると、耳の中の皮膚を引っ張るので、それがかゆみの原因になることもあります。そうするとまたかゆみを抑えるために強く引っかいて傷つけたり、悪循環になるのでやめたほうがいいのです。


——私もお風呂上がりに耳の中をティッシュでグリッと拭くのですが、それできれいになっていると思っていました。


中本さん 耳あかは専用のイヤーローションでふやかさないときれいに取り除けません。ただ、耳の中の水分を取り除くくらいなら大丈夫ですよ。

そうじ道具のチョイスにも注意!


——耳かきや綿棒などを用いることが多いと思いますが、こうした道具を使う上での注意点はありますか?


中本さん 奥に突っ込まないことに注意すれば、耳かきそのものは素材や形状などは自分の好みに合ったものを選べばいいと思います。個人的には竹製のものが良いですね。適度に柔軟性があって皮膚への刺激も少ないです。


——綿棒はいかがでしょうか?


中本さん 綿棒を使う人は「サイズ」に注意しないといけません。必ず、綿棒の先の大きさが耳の穴の直径よりも小さいものを選ぶようにしましょう。


——それはなぜですか?


中本さん 綿棒の先が耳の穴と同じくらいだと、耳あかを奥まで押し込んでしまうからです。それが繰り返されると、耳の奥であかが詰まる病気などにもなります。ですから、必ず耳の穴よりも小さなものを選んでください。

耳そうじはどのくらいの頻度で行えばいい?

——耳そうじはどのくらいの頻度で行うのがいいでしょうか?


中本さん 人によりますが、2週間に1回くらいで大丈夫ですよ。そんなに耳あかってたまるものではないですからね。


——「耳あかは自然に排出される」と聞いたことがありますし、そんなに小まめにやらなくていいのですね。


中本さん もちろんやらなさすぎもいけませんよ。確かに耳あかは自然に排出されはしますが、入り口の毛の生えている部分で止まってしまいます。この部分は外から入ってくるほこりや汚れもたまる位置なので、定期的にそうじすることをおすすめします。

サロンではどんな耳そうじが受けられる?


——イヤーエステサロンではどのような施術がされるのですか?


中本さん サロンでは、スコープで耳の中を見ながら、ローションを使って耳そうじを行います。


——耳の中は施術を受けている側も見られるのですか?


中本さん もちろんです。一緒に見ながら耳の中の状況を解説し、その上で施術を行っていきます。


——自分の耳の中を見ながらそうじしてもらえるのは、サロンならではの魅力ですよね。


中本さん 自分の耳の中がどんどんきれいになっていく爽快感は、なかなかできない体験ですので、面白いとおっしゃる方もいますよ。ケアアドバイスをする際も、自分の耳の中の状態を実際に見た上でのものなので皆さん非常に納得されます。


——ほかにイヤーエステサロンの魅力って何でしょうか?


中本さん 耳の中がきれいになるすっきり感だけでなく、「心からリラックスできる」ことも挙げられます。皆さんも経験があると思いますが、母親や恋人などほかの人に耳そうじをしてもらうと、すごくリラックスできますよね。あの感覚が味わえるのも魅力でしょう。


——確かに、あのほっとするような安心感は癒やされますね。


中本さん お客さまの中には眠ってしまう方もいますよ。「本質の癒やし」をぜひ体験してもらいたいですね。


——ありがとうございました。



毎日のように、耳の奥までガリガリとそうじしている人は、中本さんのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。自分で耳そうじをしても「あまりきれいになった気がしない」という場合は、イヤーエステサロンで施術を受けてみてもいいかもしれませんね!「本質の癒やし」が味わえるはずですよ!

取材協力:イヤーエステ『Bonita Bonito』

http://www.ear-esthetique.co.jp/

(中田ボンベ@dcp)