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お風呂上がりはお肌がかゆい!乾燥を防ぐ入浴のポイント

2018.04.02

お風呂上がりはお肌がかゆい!乾燥を防ぐ入浴のポイント


入浴中は肌がやわらかくなり、しっとり感を味わえますね。しかし、風呂から上がってタオルで体を拭くころには、すでに肌がカサカサに……、なんて経験はありませんか? こうした悩みの原因は、もしかしたら間違った入浴法にあるのかもしれません。保湿ケアの前に、まずは入浴方法について見直してみましょう。今回は「乾燥を防ぐ入浴のポイント」をご紹介します。

年をとると「お肌が水をはじかなくなる」のはどうして?

よく「年をとると、お肌が水をはじかなくなる」なんていいますよね。これは、加齢によって肌の水分や油分が失われることがおもな原因です。


若い肌は水分や油分を十分に含んでいてハリがあるため、水滴が玉のようになって滑り落ちます。これが、「水切れがいい状態」ですね。しかし、ハリが失われた肌の上では水分は球状にはなれません。そのまま流れていってしまうため、「はじかない」ように見えるのです。もちろん、年齢に関係なく、皮脂量が多ければ老化した肌でも水をはじくことはあるでしょう。あくまで目安のひとつとして考えます。


さて、肌は老化とともに水をはじかなくなるだけではなく、乾燥しがちになります。カサカサが気になる場合は、入浴後だけでなく、入浴中のケアについても見直してみましょう。


お風呂上りの乾燥を防ぐには?

お風呂上りに全身の保湿ケアをしている人は多いと思います。しかし、もしかしたらそもそも「入浴」の習慣に乾燥の原因が隠れているのかもしれません。まずはご自身の入浴習慣を見直してみましょう。

●「入浴」の際に気をつけること

1.体の洗い方

ソープをチェックしてみてください。もし洗浄力が強いものを使っているのなら、マイルドな洗い心地のものに切り替えるといいですね。


次に、洗い方です。「体を洗う=汚れを落とす」というイメージから、ついついスポンジやタオルなどでゴシゴシと力を入れて洗っていませんか? 体を洗うときも顔と同様、石けんやボディーソープをしっかり泡立てて、「泡を使って肌をやさしくなでるようなイメージ」でOKです。これだけでも、十分肌を清潔に保つことができます。


また、湯船にたっぷりつかったあとで体を洗うと、必要な皮脂まで洗い流してしまいやすくなるので気をつけましょう。


そのほか、浴室内にスポンジ類を置きっぱなしにするのも避けたほうがいいですね。乾燥しきれずに雑菌が繁殖したスポンジ類で体を洗うと、肌へのダメージになる可能性もあります。使ったあとは、しっかり乾燥させるよう習慣づけてください。


2.湯船の温度

湯船の温度は、38~40度を目安にするといいですね。寒い時期は体を温めようとつい高温に設定しがちですが、必要な皮脂まで流れてしまいます。また、肌への負担も大きくなるのでおすすめしません。シャワーの温度も同様です。


3.入浴時間

ついつい長風呂になってしまう人もいらっしゃるかもしれませんが、肌がふやけるほど長く入浴するのは避けたほうがいいでしょう。油分が奪われやすくなってしまいます。15-20分を目安にするといいですね。


ほかに「脱衣所の温度が低いと肌が乾燥しやすくなる」というデータも報告されています。ヒートショックの原因になる可能性もありますので、脱衣所の温度も意識するようにしてください。

●入浴後に気をつけること

風呂上がりには、すばやく保湿ケアを行うことが大切です。脱衣所にボディローションやクリームなどを用意しておくといいですね。もっと手軽にケアしたいなら、洗面器にお湯を入れ、そこに美容オイルやボディローションなどを混ぜて湯上がりにかぶる……、という方法もあります。これだけでも、お肌の潤いを感じられるはずですよ。



バスタイムはいやしの時間であるだけでなく、キレイを作る時間でもあります。基本を見直して乾燥を防ぎ、美肌を手に入れてくださいね。


(執筆・監修 元化粧品メーカー勤務・美容家 渡辺あきこ/OFFICE-SANGA)