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あなたは乾燥肌?脂性肌?肌に「違い」が生まれる原因って?

2018.04.09

あなたは乾燥肌?脂性肌?肌に「違い」が生まれる原因って?


肌には、乾燥してカサカサになりやすい「乾燥肌」と、脂分が多く分泌される「脂性肌(脂肌)」があります。ではなぜ同じ肌なのに、こうした違いが出るのでしょうか? 今回は「乾燥肌と脂性肌の違い」についてです。

記事監修



井上礼奈 先生


美容皮膚科医。奈良県立医科大学医学部卒業。2016年よりサクラアズクリニック京橋院 院長就任。

女医+(じょいぷらす)所属。


▼サクラアズクリニック京橋院

https://sakura.az-clinic.com/

▼美容皮膚科医レイナのBeauty Diary

https://ameblo.jp/rei-ino/

▼詳細プロフィール

https://mycarat.jp/experts/239

■乾燥肌や脂性肌ってどんな状態?

乾燥肌は、そのまま「乾燥した状態の肌、また乾燥しやすい肌」のことです。たとえば表面がかさついていたり、ざらざらとしていたり、白い粉をふきやすかったりすると、乾燥肌である可能性が考えられます。


肌が乾燥してしまうのは、

  • 角質に含まれている水分が少ない

  • 皮脂の分泌が少ない

と、いった理由からです。肌は適度な水分と皮脂(油分)でみずみずしく保たれるので、これらが不足すると上記のようにかさついたり、ざらざらとした表面の皮膚になってしまうのです。


一方の脂性肌は、肌がベタつきやすい、テカりやすいといった特徴があります。女性の場合は、肌の油分が多いと化粧が崩れやすくなったりもします。こうした脂性肌は乾燥肌とは逆に、

  • 角質に含まれている水分が多い

  • 皮脂が多く分泌されている

と、いったことが原因です。特に「皮脂の過剰分泌」が大きな原因とされています。

■乾燥肌になる原因は?

一般的な乾燥肌や脂性肌は、環境など後天的な理由がほとんどだといわれています。たとえば乾燥肌になる原因としては、

  • 乾燥した環境での生活

  • ホルモンバランスの乱れ

  • 加齢

などが挙げられます。乾燥した環境で過ごすことで肌の水分が不足して乾いてしまうことは多くあります。乾燥した場所にいると唇がカサカサに乾くように、肌も乾いてしまうのです。


また、病気やストレスによって女性ホルモンが減少すると、肌が正常な水分・油分バランスを保てなくなり肌が乾燥することもあります。さらに、加齢で皮膚の保護機能が衰えることでも、肌が乾燥しやすくなるのです。

■脂性肌になってしまうのはなぜ?

次に脂性肌の原因ですが、

  • ホルモンバランスの乱れ

  • 偏った食事

  • 肌の水分不足

などが挙げられます。女性でも卵巣や副腎から男性ホルモンが分泌されており、ホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンの分泌が増加することがあります。男性ホルモンに皮脂の分泌を促す働きがあるため、皮脂の分泌が過剰になることがあるのです。


社会人の場合、ストレスによってホルモンバランスが乱れ、肌状態が変わることも多くあります。仕事で疲れたときに脂っぽくなり、ニキビができやすくなってしまうのはこのためです。ほかには油っこい食事が多い人も、皮脂の分泌が増えて脂性肌になることがあります。


また、肌の水分が大きく不足している場合も、肌が皮膚を守ろうと皮脂を過剰に分泌させるため、脂性肌になってしまいます。こうした「乾燥しているのに皮脂が過剰」な肌のことを乾燥性脂性肌(インナードライ)と呼びます。

■乾燥肌と脂性肌の対策は?

乾燥肌の場合は、部屋を加湿して乾燥を防ぐことや、化粧水などでしっかりと保湿することが重要です。また肌のホルモンバランスが乱れないよう、ストレスをできるだけ減らすような生活を心掛けたり、食事の栄養バランスに気を付けたりすることも大事です。


一方の脂性肌の場合も、やはりホルモンバランスが乱れないように注意し、油っこい食事ばかりしないように日ごろから気を付けるといいでしょう。また上述のように肌の水分不足が原因で皮脂が過剰に分泌されている可能性もあります。オイリー肌だからといって過度な洗顔をせずに、乾燥肌と同じように保湿して肌を良い状態に保つことが必要です。


中には頬や顎の部分は乾燥肌なのに、Tゾーンは脂性肌といった「混合肌」の人もいます。顔表面の皮膚は場所ごとに分泌される皮脂の量や含まれる水分が異なるため、こうした違いが出るのですが、この場合もやはり保湿することが大切です。



忙しいと化粧を落とさなかったり、顔を洗ってそのまま寝てしまったりしてしまいますが、これは肌にとってはNG行為。乾燥や皮脂の過剰分泌の原因となる可能性があるので、面倒でも肌ケアは毎日小まめに行うようにしましょう!


(中田ボンベ@dcp)