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「第1類」と「第2類」って何が違うの? 医薬品の種別とは?

2018.04.27

「第1類」と「第2類」って何が違うの? 医薬品の種別とは?


市販の医薬品には「第1類」や「第2類」などの種類がありますね。こうした医薬品はどのように分類されているのかご存じでしょうか? 似たような「効果」をうたっているものもありますから、どちらを買うべきかドラッグストアで悩んでしまった経験がある方もいらっしゃるかもしれません。今回は「医薬品の種別」についてご紹介します。

記事監修


石上和子氏


管理薬剤師。調剤薬局にて20年以上勤務し、健康検定協会の薬機(事)関連を担当。


▼健康検定協会

http://kenken-kyoukai.jp/

■「医薬品」の種類とは?

医薬品は、

  • 医療用医薬品

  • 一般用医薬品

  • 要指導医薬品

の3つに大きく分けられます。医療用医薬品は、医師・病院が発行する処方箋に基づいて薬剤師が調剤するもの。「処方薬」とも呼ばれています。高い効果があるものの、副作用を発症するリスクもあるため、医師、薬剤師の指示に基づいて使用することが定められています。ですので、処方箋がないと購入することはできません。


一般用医薬品は、処方箋がなくても買うことができる一般向けの薬のことです。熱や鼻水など風邪の諸症状に効く総合感冒薬(例:ルル、コンタックなど)や、痛み止め(例:バファリン、ロキソニンSなど)があります。インターネットなど、対面でなくても購入できます。


要指導医薬品も、一般用医薬品と同じく薬局などで購入することができる医薬品です。処方箋がなくても買えますが、医療用医薬品に準じた効果があるため、薬剤師から薬の説明・指導を受けないと購入できません。そのため、対面販売のみとなっています。


また、医薬品以外のものとして「医薬部外品」があります。これは薬用効果のある成分が一定量含まれている製品が該当し、たとえば薬用シャンプーや薬用石けんなどが挙げられます。

■一般用医薬品は大きく分けて3種類

上述の「一般用医薬品」は、そこからさらに「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」と、三つに分けられています。以下にそれぞれの特徴をまとめてみました。


●第1類医薬品の特徴

使用する上で、副作用や相互作用について「特に注意すべきもの」が第1類に分類されます。そのため、販売には薬剤師の説明が義務付けられており、実店舗では鍵付きの棚の中など、客が自由に取ることのできない場所で管理されています。


●第2類医薬品の特徴

第2類は、使用する上で、副作用や相互作用について「より注意すべきもの」が分類されます。一般的な風邪薬や鎮痛剤などが該当します。薬剤師、登録販売者が常駐する店舗のみで販売が許可されています。また購入者への説明は「努力義務」となっています。


●第3類医薬品の特徴

第1類と第2類以外の医薬品は第3類に分類されます。薬剤師、登録販売者が常駐する店舗のみで販売が許可されており、また購入時の説明義務はありません。


一般用医薬品は、リスクに応じてこのように分類されています。第3類と第2類は登録販売者のみの店舗でも購入できますが、第1類は薬剤師からの説明を受けないと購入できません。そのため、第1類の販売時間を「○時まで」と案内しているドラッグストアも散見されます。



薬のパッケージには必ずどの種類に分類されているのか記載されているので、手元にある薬を確認してみてください。自分の使っている薬の種類を把握しておけば、購入時に役立つかもしれませんよ。


(中田ボンベ@dcp)